畳は、畳の土台となる部分(畳床)に表面に見える部分
(畳表)を重ね、畳縁を縫い付けて出来ています。
●ワラ床・・・・・・・ ワラのみで作られた畳床。調湿性能にや耐久性、弾力性に優れています。
●ワラサンド床・・・・ ワラでポリスチレンフォームなどを挟み込んだ畳床。感触はワラに近く、断熱性に優れています。
●建材畳床・・・・・・ ワラを一切使用しない畳床。ポリスチレンフォームやインシュレーションボードで出来ています。軽量で低コスト、湿気に強く、断熱性に優れています。
畳を長持ちさせるうえで一番大切なのは、お部屋の風通しを良くする事です。畳は湿気に弱いので、日頃から換気を意識し、お天気の良い日には窓を開けましょう。梅雨時期には、窓を開けずに除湿を心がけてください。畳の上に絨毯やカーペットを敷くと通気性が悪くなるので、敷かない方が長持ちさせる事ができます。
①掃除機・・・・・・・ 畳の目に沿ってゆっくり往復。2〜3日に1回が目安。
②拭き掃除・・・・・・ 乾いた布で畳の目に沿って拭きます。2〜3ヶ月に1回が目安。
③畳干し・・・・・・・ 床下の換気のためマイナスドライバーなどを使って畳をはずし畳ごと干します。畳表は日光に当てず、畳床を日光に向けます。
1年に1〜2回(2〜3時間)が目安。
●裏返し・・・・・・・ 畳表のい草の種類により変わりますが、5年位が目安。
角が弱くなったり穴が開いてしまうと出来ない。
●表替え・・・・・・・ 畳表が擦り減り、服にい草が付くようになったら表替えの時期。部屋の使用の仕方により異なるため年数の目安は無い。

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